11/17（火）からの西武渋谷店への出展も、間近に迫ってきました。
ただいま準備の真っ只中ですが、あまりに久しぶりで、なんだか頭も部屋もとっ散らかっていて、果たして終わるのか…？？ という心境（汗）。
さて、アクセサリーとキモノコモノ、と銘打って展開しているつばめボビン。
キモノコモノにウエイトを置くことが多いのですが、アクセサリーも細々とながら製作しています。
オンラインショップでのご紹介が追いつかず、現在出展時のみお持ちしている《不揃いな天然石の耳飾り》。
このたび少し展開を見直し、リフレッシュして17日からの出展に備えています。
これまでは、ピアスはピアス、イヤリングはイヤリングとしての販売でしたが、今後は3種類の金具から選べるようになります！
3種類の内訳は、
・K14gf（ゴールドフィルド）／ピアス
高熱と圧力により真鍮に14金の層を圧着させたもので、その層の重量が真鍮部分を含む総重量の1/20以上のものをいい、「金張り」とも呼ばれます。
金メッキよりも厚い層でコーティングされているため、一般に金属アレルギーが起こりにくい素材とされています。
・サージカルステンレス／ピアス（細め）
医療用のメスにも用いられている、サージカルステンレス製のフックピアス。金属アレルギーに比較的反応しづらい素材です。
こちらは、0.4mmと細めの線径で、ピアス穴が細い方にも対応します。
・ネジバネ式イヤリング
一般的なネジバネ式のイヤリング金具（真鍮製）。厚みの調整ができるので、耳が痛くなりにくいです。
もともとはK14gfとネジバネ式イヤリング、ノンホールピアスで製作していた耳飾り。
あるとき知人から、色々なピアスを楽しみたいけれど、ピアス穴が小さいので市販のピアスは痛くて着けられない。細い金具のピアスを探している、という話を聞きました。
そういえば以前にも、そんな方の話を聞いたことがあり、意外にピアス穴で悩んでいる方は多いのかも？ と思いました。
さらに私自身、今年は原因不明の湿疹に悩まされ、念のためにと検査したところ、金属アレルギーが判明。
アレルゲンとして挙がることの多いニッケルのほか、幾つかの金属に反応がみられ、自身で製作しているピアスも、真鍮のものは確かに着けると腫れたようになるので、毎日は着けられなかったのがアレルギーのせいだとわかりました（結構無頓着、、、）。
そんなこともあり、ピアスの金具への意識が高まっていたところで、生来の少数派への肩入れ（笑）が加わり、今回の見直しと相成りました。
金属アレルギーは、その方によってアレルゲンとなる金属が異なるため、K14gfもサージカルステンレスも完全に大丈夫というわけではないのがなんともですが、少しでもアクセサリーを愉しみたいという気持ちに応えることができたらと思います。
17日からの西武渋谷店では、私が在店している時のみにはなりますが、無料で変更を承ります。
《不揃いな天然石の耳飾り》は、鉱物感のあるシャープなカットや、原石をかち割ったままのような質感を生かしたシンプルな耳飾り。
さらに、今回は淡水パールのピアス（こちらはK14gfのピアスのみ）も新たに製作。
淡水パールは、少し大きめの花びらのようなバロックパールと、8mm前後のちょっと歪んだひと粒ピアス。
これまたいずれも不揃いで、左右対称ではありませんが、自然な造形でゆらぎを感じる佇まい。
個人的にはこのパールのピアスが大ヒットで、合わせやすく邪魔にならないこともあり、最近はこればかり。
整ったラウンドのパールでは出せない、肩の力の抜けたカジュアルさがあり、といってもやはりそこはパール、上品さや清潔感も兼ね備えているので、お仕事にも休日にも♪
ここ最近、またコロナウイルスの感染が広がりつつあり、4月の二の舞（緊急事態宣言が出た日に出展初日、即中止・泣）にならなければいいなぁとドキドキしていますが、あの頃に比べると少しずつコロナの特質もわかってきたので、無理せず注意して、対策しながら立ちたいと思います。
空気も大分乾燥してきました。皆さまも、くれぐれも体調にはお気をつけて！
//// 今後の出展予定 ////
11/17（火）〜23（月・祝）
西武渋谷店 A館 7階 サンイデー・ギャラリー
10：00〜20：00（最終日は16時閉場）
・
12/23（水）〜29（火）
横浜高島屋 7階 呉服売場
10：00〜20：00
