冬に向けてのベランダガーデン

出展が終わってひと息、久しぶりに、ベランダガーデンの話など。

秋の声を聞く頃から、私のなかでも遅まきながら寄せ植えブームがやってきて、これまでは難しそう…と敬遠していたのですが、そうでなくても失敗はつきものの園芸。

お店に行くたびに目にする素敵な寄せ植えに感化され、やっぱりやってみたい! と始めたらこれが愉しくて♪

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ベランダという限られた空間、そして北向きという条件の悪さから、これまでは好きな樹木が中心で、一年草は我慢していたのですが(どうしても植えたかったビオラ以外は…)、どちらにしても寿命の短い一年草。せっかくなら咲いている間だけでも愉しんでみたい、と気持ちを切り替えたら、草花の世界が一気に広がったのでした。

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寄せ植えにあたって、参考にさせていただいたのはこちらの本。

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寄せ植えに踏み出すのにハードルとなっていた疑問を解決してくれ、初心者でもわかりやすい解説で、写真もきれいです◎

また、今年は秋植え球根にもチャレンジ。

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まだ寒いなかにも、春の芽吹きを感じてみたいと思い、10月にヒヤシンスとクロッカスを植えてみました。
最近、芽らしきものが出てきているのですが、ちょっと早くないですか、、、?(汗)

 

そして11月は大好きなビオラがたくさん出回る季節。
わが家のベランダのベストポジション、ハンギング(少しだけ日当たりと風通しがいいらしい)に長らくいた越中ミセバヤは、花が終わり紅葉も落ちてきたので、冬から春はビオラに席替え。

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なぜか今年は紫に惹かれるようで、お店に行っても手に取るのは深い紫やグレイッシュな紫、赤みの紫などなど。。。

 

さらに今年は、初めてシクラメンも。
その名も「スワン」。もう名前と、白鳥そのもののようなエレガントな佇まいに一目惚れ…!

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実はシクラメンはあまり好きではなかったのですが、今年は園芸屋さんに行くと必ずガーデンシクラメンの寄せ植えがあるし、寄せ植えと検索すると必ずガーデンシクラメンが出てくるしで、あまりに目にしすぎて少しだけ心が開かれつつあるところに、このスワン。

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シクラメンには室内用のものと、外でも育てられるガーデンシクラメンがあって、耐寒の温度に違いがあるそうなのですが、お店の人に聞いたところ、このスワンはどちらともいえない微妙な立ち位置だそうで。。。
枯らしたら悲しい…と思いつつも、抗いがたい魅力に思い切ってお迎えすることにしました。

深い紫のビオラ・ヌーヴェルヴァーグとプラチーナを合わせて。うまく咲き続けてくれますように…!

 

ガーデニング好きの方の間ではすでにおなじみかもしれませんが、最近知って、とても勉強させていただいているのが、YouTubeの「「カーメン君」ガーデンチャンネル」。

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私は結構、理屈で理解したいほうなので、園芸の知りたかったことの多くをこちらで学ばせていただきました。本当に便利で有難い時代になったものですね。

とにかく懇切丁寧に、きめ細やかに解説してくださっていて、特に土の回と肥料の回は本当に感動しました、、、。

園芸って、基礎的なことでも学校で教えてくれるわけではないし、植物や鉢の選び方から土や肥料のこと、病害虫の対処など、いざ始めるとわからないことだらけ。

(お恥ずかしい話、肥料なんて最初の2年くらいはまったくあげずに育てていました。それでもちゃんと育つ植物だったんですね、たまたま。。。)

ましてや植物の種類や特性は星の数ほどもあって、水やりひとつとっても正解がいくつもあって。

私はもともと切り花が好きなだけで、園芸のえの字も知らない、まったくの初心者からのスタートだったので、調べられることは調べつつも、結局は実際にやってみて失敗しながら学んでいく、という感じだったのですが、こちらの動画はそんな園芸という大海原を往くための羅針盤のような存在。

園芸好きな方でご存知なかった方、これから園芸をはじめたいと思っている方、ぜひ一度ご覧になってみてください◎

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小さなベランダガーデンでも、季節を感じるには充分すぎるほど。今年は暖かかった秋が過ぎ、いよいよ冬がやってきますね。