こちらでの御礼がすっかり遅くなってしまいました。
10/23・24の2日間にわたって、東京国際フォーラムにて開催された【きものサローネ2021】は、お天気にも恵まれ、おかげさまで大盛況のうちに閉幕いたしました。
ブースにお越しくださったみなさまをはじめ、開催を取り仕切ってくださった実行委員のみなさま、着付けや会場のボランティアスタッフのみなさま、設営や撤収に関わってくださったみなさま、たいへんお世話になりました。
また、ブランドファッションコーディネートにご協力くださった「キモノnao」のnaoさん、キモノ和楽市本店のみなさま、ありがとうございました！
SNSなどを通じ、気にかけてくださったすべてのみなさま、そして陰ながらサポートしてくれている相方と、いい子でお留守番してくれた猫のライカ、ローライにも感謝を☆
こんなにもたくさんの着物好きさんが一堂に会することができるイベントの偉大さを、今回も肌で感じ、たくさんの方々の支えがあってこの場に立たせていただいていることを実感した3日間（前日の設営日も含めて）でした。
今回は特に自粛期間を経ての2年ぶりの開催。幸いにも感染状況が落ち着いてくれている状況下ということもあってか、来場者のみなさまの熱気もたいへんなものでした。
思い思いにドレスアップされてイベントを楽しんでいらっしゃる様子を見ていると、私もなんだかとても嬉しくて、あらためてキモノの愉しさを感じ入るとともに、この仕事をしていてよかったなぁとしみじみ。
会場図が発表された時には、前回と同じく一番端っこのブース、ということしかわからなかったのですが、設営で行ってみると驚いたことに会場入ってすぐ目の前の場所。
おかげさまでお知り合いさんやお客さまにも見つけてもらいやすく、たくさんの方々にお声がけをいただいたり、ブースをご覧いただけたのは、思いがけず嬉しいことでした。
普段は自宅でひっそりと活動していて、家族と愛猫以外、ほとんど人と会わないような暮らしをしているので、初めましてさんとの出会いや、お久しぶりの方々とたくさん再会できた2日間はまさしくお祭りのようでした。
今回は新作の《つばめボビンのクリップシリーズ》に眼を留めてくださる方が多く、「これは何？」から始まって、ご説明するとみなさん興味を持ってくださったのも本当に嬉しかったです。
初参加だった前回は、まだまだ出展経験も少ないなかで、なかなかブースの空間をうまく使えず、ディスプレイも思うようにできなかったのですが、この2年の間に少しは経験が積み上がってきたのか、事前準備も比較的スムースに進めることができました。
今回は初めて小さな棚を設置して、大きめの箱の羽織紐などを展示してみました。
不安定でごちゃごちゃするかとも思いましたが、意外に安定よく、お客さまにも手にとっていただきやすかったようで、安堵しています。
帯飾りと草履キーパーが少し見づらかったのは反省点。
また、アクセサリーにはある程度の明るさが欲しいところですが、今回はちょっと実験的に、電源を使用してのライトではなく、LEDランタンで雰囲気を出してみようと思い立ち、アウトドア用のものを探して置いてみました。
大きい方のレイルロードランタンは、戦前の北米の鉄道会社で使われていたものを基にデザインされたものだそうで、そんなストーリーを聞いただけで欲しくなってしまい（笑）、つばめボビンの世界観にも合うかな、と導入。小さい方のランタンは、最初は置き型として使う予定でしたが、途中から吊り下げた方が効果的だと気づき、ブースを上から照らすことに。
少しだけお祭りの露店の灯りのような感じもあって、面白かったかなと思います。
2日間、ありがたいことに休む間もなく立ち続けていたので、翌日はさぞ身体がガタガタになっているだろうと思ったら、意外に元気で動けたので、納品とイベント準備で使い切ってしまったパーツの仕入れに出かけ、その翌日には荷物が戻ってきてご注文分の発送、、、などとやっていたら、あっという間に11月に。。。
大きなイベントだけに、終了後の余韻も長めですが、みなさまからいただいたパワーを糧に、また頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました。
年内はこれでひとまず、現時点で決定している出展はないので、まずはオンラインショップの更新準備に邁進します！
