名古屋【七緒の和トセトラ】新作紹介☆その④帯飾り

2/17より、着物雑誌『七緒』のイベントで、初めて名古屋に出展いたします!

七緒の和トセトラ 2023年・春
2/17(金)〜21(火)
ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階 催会場
10時〜20時(最終日は17時閉場)

www.president.co.jp

数回に分けて、お持ちする新作をご紹介しています。
▽前回までのご紹介はこちら▽
その①帯留
その②羽織紐
その③ナプキンクリップ

今回は、淡水パールや天然石、琥珀の帯飾り。

ルビーレッドの琥珀の帯飾り

帯周りがちょっと寂しいときや抜け感を作りたいとき、季節感を添えたいときなどに気軽に挿せる帯飾り(根付)。

つばめボビンの帯飾りは、羽根や鹿のツノのような形のチャームを帯の中に入れてお使いいただきます。
チャームも可愛いので、外に出したい! と、なかにはストラップや懐中時計などをつけられて、外に出してお楽しみいただいているお客さまもいらっしゃいますよ◎

今回は久しぶりに淡水パールの帯飾りも作りました♪

大ぶりの淡水パールを主役に、チェーンの間にも小さなパールを添えて。

私が淡水パールの魅力に気づいたのは、天然石よりも少し後のこと。
20歳を迎えた時、母からパールのネックレスとピアスをプレゼントしてもらいました。これからは大人としてきちんとした場に出ることも増えるだろうから、そんなときにもパールのネックレスとピアスがあればひとまずは安心、という心遣いだったと記憶しています。

そんなことから、長年パールというときちんとした、かしこまったイメージがあり、上品で素敵だけれど、カジュアルに着物を着ていきたい自分には少し縁遠いもののように感じていました。
そんなとき、素材を探している先で、まんまるではない、ちょっと歪んだ丸のパールや、オブジェのように不思議な形のパールに出会い、パールというものの別の側面に大きな衝撃を受けました。

ジュエリーとしての価値で云うなら、整った球体であることが優れたパールの条件であるのでしょうが、少し歪んだその形は私にはそれはそれは美しく、肩の力が抜けたアンニュイな魅力に溢れているように映ったのです。
人間が意図したものではない、シワや凹みもあるのびのびと自由な形はまさに、個性的でオンリーワンの、自然が作り出した芸術品。

最近、そんな大きくて個性的なパールを新たに仕入れる機会に恵まれたので、季節的にもちょうどいいと、今回は多めに仕立てました。

花びらを思わせる繊細な薄いケシパールや、厚みがあってリッチな光沢をたたえたビワパールなど、個性豊かな面々が揃います。

パールの光沢というのは、天然石ともまた違った独特で強い光。
ひと粒でも、帯周りを明るくしてくれるような存在感があります。
また、ナチュラルな色なので、幅広いコーディネートに合わせてお使いいただけそう。

まったく同じ形はふたつとない淡水パールの帯飾り。お気に入りに出会っていただけたら嬉しいです。

そして、天然石とパールの羽織紐も新しい石での新作をお持ちします!

左から、モスアゲート、ラピスラズリ、ラブラドライト

今回は細身や小ぶりな石たちを。
表面のカットがきれいなので、帯の上でキラキラと輝きます☆
モスアゲートの幻想的な模様、ラピスラズリの深いブルー、ラブラドライトの美しいシラー…。
魅力たっぷりの石たちをぜひお手に取ってご覧くださいませ。

春〜夏に楽しい♪ レッド&グリーンジェードの帯飾り

こちらは天然の色ではなく、染めが入ったものですが、可愛らしい色合いだったので今回初めて仕入れてみました。

グラデーションのように入った色は、それぞれ微妙に色合いも異なります。これからの時期、帯周りアクセントに楽しそうな色ですね♪

そして最後は、人気の琥珀の帯飾り。
琥珀というと、いわゆるアンバーカラーが主流ですが、つばめボビンでは昨年から、ルビーレッドの琥珀をご紹介していました。

今回はさらに、グリーンとアズール(青)の琥珀を♪

3色の琥珀の帯飾り

淡水パールもそうですが、琥珀は軽くて、発色も本当に美しいので、重いのが苦手な方でもお楽しみいただけると思います。

裏方の話をすると、なかなか帯飾り向きの美しさや大きさ、形の琥珀を見つけるのは至難の業で、しかも近年はロシアとウクライナの戦争の影響で、琥珀の産出量もかなり減っているとのこと。
こちらもアズールは1つのみ、グリーンもごく少量の入荷です。
気になった方は、ぜひお早めに…!

なかなか写真では素材の色や質感が伝わりにくいのですが、今回のイベントでは鏡の前で合わせてじっくりお試しいただけますので、ぜひお気軽にお立ち寄りくださいませ☆

新作紹介、次回に続きます!