《つばめボビンのクリップシリーズ》始動!

SNSではすでに少しずつお知らせしていて、先月の出展でもご好評をいただきました「羽織クリップ」。

当初は「クリップタイプの羽織紐」のパーツとしてのご紹介でしたが、実はキモノコモノとしてのクリップの可能性は羽織紐にとどまりません。

クリップの種類も少しずつ増えてきたこともあり、このたび「つばめボビンのクリップシリーズ」として、商品ジャンルを超えて組み合わせられるようにしました!

まずは、主役となるクリップをご紹介。

*サリーボーダーのクリップ

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インドの民族衣装・サリーの装飾と補強に使われる、「サリーボーダー」とよばれる美しいリボンを使ったクリップ。
柄行きはひとつひとつ微妙に違い、それが動きのある表情に。
色糸による刺繍や金糸、スパンコールといった華やかな色柄も異国情緒があり、キモノ姿に遊び心を添えてくれます。

 

*ビーズ刺繍のクリップ

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昭和のビーズバッグの職人技に憧れて、ずっとやりたかったビーズ刺繍。
たいへん高品質で、海外の一流メゾンでも高い評価を得ている日本のグラスビーズを作品に使いたい、という思いもあり、ひと粒ひと粒、丁寧に刺繍しています。

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クリップの大きさは他のものよりやや小ぶりで上品な印象。さまざまな色のビーズがキラキラと光を反射して、輝きを放ちます。

 

*フェイクファーのクリップ

寒い時期にも暖かな印象を与えてくれる、フェイクファー。

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色は5色♫

もともとは、「小鳥のショールクリップ」のために仕入れたものですが、秋冬の羽織紐にも季節感があっていいのでは、とラインナップ。
落ち着いた無地のファーは、年齢にかかわらず品よくお使いいただけます。

ちなみに後述しますが、「小鳥のショールクリップ」は、クリップと飾り部分とを別々にすることで、お好きなクリップと飾りを選べるようになりました♪


続いては、これらのクリップと組み合わせられるパーツをご紹介!

*羽織紐

クリップとクリップをつなぐ、羽織紐パーツ。

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スワロフスキー・パールや淡水パール、コットンパール、天然石など、多彩なパーツでお作りしています。

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ビーズ刺繍のクリップ+ホワイトシェルとマザーオブパールの羽織紐

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サリーボーダーのクリップ+ホワイトシェルとマザーオブパールの羽織紐

クリップとのバランスや色を見ながら、お好きな組み合わせをお楽しみいただけます。

クリップタイプの羽織紐のメリットは、第一になんといっても着脱が簡単なこと。
そして第二には、羽織についている「乳」の位置を選ばないこと。
リサイクルの羽織などで、乳の位置が高すぎたり低すぎたりすると、帯留に干渉してしまったり、バランスが悪く見えたり。でもクリップタイプなら、好きな場所で挟んで紐の形もきれいにお使いいただけます☆


*ショール留め

冬の羽織ものや巻物と友として活躍する、ショールクリップ。

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フェイクファーのクリップ+小鳥のショール留めパーツ

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サリーボーダーのクリップ+コットンパールとシェルのショール留めパーツ

肩からショールがずり落ちるのを防ぎ、荷物の多い時なども両手が空いて便利。
羽織紐よりも短い専用パーツを、お好きなクリップと組み合わせて。
和装・洋装兼用でお使いいただけます◎


*たもと留め

かねてよりたびたびお問い合わせ・ご要望をいただき続けてきた袂(たもと)留めクリップ。このほど、ついにできました…!(感無量)

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リボンの色は4色、飾りはあり/なしが選べます♫

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クリップの柄と、きれいなリボンの色がさりげなく見えて。

キモノでの水仕事や作業の際に、袂を留めておけるクリップです。
きれいな色と、ベルベットのように起毛した上質な質感のリボンは、それ自体も伸縮し、なおかつバックルでスマートに長さ調整も可能。
動いて使用することが前提の袂留めゆえ、ビーズなどで帯やキモノを傷つけないよう、飾りがあるものは最小限に。シンプルに飾りなしのものもご用意して、リボンとクリップのデザインで魅せる袂留めに仕上げました。



ここ数年は正直、常に頭のどこかにクリップのことがあり、材料探しと試作を重ねてきました。

羽織紐にしろ袂留めにしろ、ある程度の挟む強度と同時に、相手の生地を傷めないという私の中での絶対条件が立ちはだかり、それを叶えるクリップに出会うまで、2〜3年もの年月がかかってしまいました。

また、袂留めに関しては、伸縮する素材探しも大きな課題でした。
主に着物を日常的に着て動かれる方や、作業をされる方に、邪魔にならない袂留めを作りたい。
デザインや飾りが邪魔になって、実用性が削がれることは恰好悪いこと。かといって、アクセサリーとして鑑賞に耐えられないようなものは作りたくない。

だったら、袂留めの最低限の構成要素である、ゴムとクリップ。それらを可愛くするしかない!

そうしてたどり着いたのが、今回のリボンと、装飾が施せるクリップ。
クリップで留めてはいるけれど、金具をそのまま露出させず、飽くまでアクセサリーとしての美観にこだわりました。

 

クリップとパーツをお選びいただくことで、オーダー感覚であなた好みのキモノコモノを実現できる、つばめボビンのクリップシリーズ。

クリップとパーツの付け外しは、すべてカニカンをクリップの穴に取り付けるだけと簡単。
クリップを複数選んで付け替えるもよし、ひとつに決めて使い回すもよし。
もっと云えば、このシリーズのクリップには、お手持ちの羽織紐だって取り付けて、クリップタイプにすることができます。すべて自由自在♫

まずは、来月の【きものサローネ2021】に向けて、製作を進めています!

kimono-salone.com10月23日・24日
【きものサローネ 2021】
@東京国際フォーラム ホールE
10:00〜18:00

チケットのご購入はこちらから↓

eventmanager-plus.jp

公式パンフレットはこちらからダウンロードできます

kimono-salone.com