8/30まで開催しておりました、【リサイクルきものセレクトバザール】@新宿高島屋 での出展コーディネート記録、前篇に続き、今回は後篇です。
キモノに較べると気軽なので、夏はできればゆかたをたくさん着たい、と常々思っているのですが、世の中がコロナになってからは家に籠ってばかりで、なかなかその機会は訪れず。。。
それでも夏が近づくとゆかたが欲しくなるもので、今年は出展にかこつけて、大好きな絞りのゆかたをリサイクルで2枚、お仕立てで1枚も増やしてしまいました、、、。
来年こそは、ゆかたを着て愉しくお出かけできる夏になってほしいものです。
さて、それでは出展コーデ記録、後篇です☆
◎3日目
・竺仙・カモメ柄の綿紅梅ゆかた/キモノ和楽市大宮店
・西村織物・水色と白のボーダー半幅帯
・銀色の三分紐
・イタリア・ヴィンテージボタンの帯留(錨と百合)と巻玉の帯飾り/つばめボビン
・真田紐の花緒の下駄
この日は夏らしく、爽やかにマリンコーデ。
大好きなカモメ柄のゆかた、今回ご一緒したキモノnaoさんがかつて大宮店にいらした時に購入したもの。
イタリア・ヴィンテージボタンの帯留は、錨の背景の瑠璃色が美しく、ブルー系コーディネートのポイントに。
帯飾りは以前、ゆかた用に作ったものがぴったりだったので。
縞模様の巻玉の帯飾り、販売用にも作ってみようかな。
欲しい方、いらっしゃいますでしょうか。。。
帯結びは吉弥結び。ボウタイリボンにしたかったのですが、滑ってうまく結べず、、、
◎4日目
・グリーンに白と黒の変わった縞もようの麻の着物/きものはちす
・祝嶺恭子さんの首里織ミンサーの半幅帯
・天然石の帯留:トロレアイトインクォーツ、天然石の帯飾り:水晶/つばめボビン
・夏次郎商店さんの花緒×カラス表の下駄/丸屋
この日は何年振りかに夏着物に袖を通しました。
キモノを始めて間もない頃に、きものはちすさんのイベントで購入した麻のキモノ。
暑さに負けて、近年この時期はゆかたが精々ですが、始めたばかりの頃は夢いっぱいで、特に麻のキモノのぱりっとしたハリ感と、このなんともいえない不思議な縞柄が面白くて、思い切ってお迎えしたように記憶しています。
今回、はちすさんとご一緒したので、そうだ、これがあった! と久々に出してみると、パリッとした着心地の麻のキモノもいいなぁと、あらためて。
もともと、小津安二郎の映画に出てくる着物姿に憧れてキモノを始めたような私は、初めの頃は小津映画に出てくるような工藝の雰囲気のある着物が好きでした。
最近では出展で着ることも増えてきて、好みもいろいろと変わってきましたが、工藝的なもののもつ独特の雰囲気を前にすると、やっぱりいいな、と。
工藝的なつながりで、首里織ミンサーの半幅帯とこぎん刺しの花緒の下駄、そして帯には沖縄の自然をイメージして、青空のようなトロレアイトインクォーツの帯留、水のような水晶の帯飾りを。
振りの中が空っぽですが、この日は和裁教室で縫ったレース筒袖の半襦袢を着用。下は楊柳のステテコ+裾除け。
夏は足袋も麻が快適です♪
帯結び中のひとコマ。
この日はねこのローライ、1歳の誕生日でした♪
わが家にやってきて半年あまり。いろいろあったけれど今では4kgを超え、まんまるな体で、毎日元気にぴょんぴょん跳ねまわっています☆