久しぶりに、巻玉のストールピン

日本橋三越本店でのイベントまで一週間となりました。
新たなものを作ったり、パッケージや台紙を見直したりと、今回の出展からは新しくすることも多く、秋冬のスケジュールを見据えて準備してきたはずなのに、やっぱりギリギリまで作業することに。。。

今回からクリップと帯留の箱を新しくするのですが、箱の組み立て過ぎで腕が痛いという予想外の状況で作業が滞り中(苦笑)。

さて、つばめボビンの品の中では比較的地味めながら、ご好評をいただくことの多い、巻玉のロングストールピン。

鮮やかな色と、絹糸の奥ゆかしい艶が魅力のストールピン

ストールピンは冬にカブトピンタイプのものをあれこれと作ったのですが、こちらはハットピンのように刺して使うタイプ。

カブトピンタイプ、天然石のストールピン

私自身は、冬場の外出には大判のストールをぐるぐる巻きにすることが多いので、その仕上げにこのロングストールピンの試作品をもう何年も使っています。

ストールのお洒落な巻き方を知らないので、ぐるぐるっと巻いて重ねて留めるだけですが、ピン部分が長いのでざっくりと刺すのも楽で、意外に落ちにくいです。

デメリットは、素材によっては巻き物に開く穴が目立つ恐れがあることと、先端の留め金具が小さくて失くしやすそうなところ。

前者は、写真のようなウールの目が詰まったストールなど、穴がほぼわからないような巻き物を選ぶこと。後者は経験からいって、留める一瞬だけちょっと気をつけていれば、意外に失くさないものだと思っています。

こちらのストールピン、これまではあまり数を作ってこなかったのですが、ストールピンをお探しの方が結構いらっしゃって、お問合せをいただくことも増えてきたので、秋冬に向けて久しぶりに少し制作。

巻玉は、つばめボビンではウッドビーズに絹糸をひとつひとつ巻いて作っています。
さらに、取り外しができるタッセルもまた絹糸でひとつひとつ制作。
巻玉の制作とタッセル作りに、少し時間と手間がかかるため、スケジュールが詰まっている時にはなかなか作れないので、今のうちに。

ストールピンとしてはもちろん、ブローチやラペルピンのようにもお使いいただけます。
日本橋三越本店にもお持ちしますので、よろしければぜひお手に取ってご覧くださいませ。

 

◆出展に伴うオンラインショップ一時クローズのお知らせ◆
9/2(土)〜15(金)の期間、出展のためオンラインショップを一時クローズさせていただきます。
ご不便をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

《木綿きものとキモノコモノ展》
9/6(水)〜12(火)
日本橋三越本店 本館4階 呉服《華むすび》
10時〜19時