昨年10月からの期間限定でつばめボビンのキモノコモノを販売いただいた、大阪・阪急うめだ本店 11階・《きものこんしゃす》さんでのお取扱いは、3月末をもちまして一旦終了となりました。
作品をお迎えくださったり、お手に取ってくださったみなさま、熱心に発信や販売をいただいた《きものこんしゃす》スタッフのみなさまをはじめ、関わってくださったみなさま、遠くから気にかけてくださったすべてのみなさまに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました!
昨年はコロナの影響でイベントや出展もいくつか中止となり、お出かけもなかなかしづらいことから、キモノコモノの必要性もあまりなくなっているんだろうな…と思いつつも、過去作をあらためて見直したり、出展が再開された時のための準備などを淡々としていたところに、阪急うめだ本店さんからお取扱いのお話をいただきました。
百貨店さんへの出展はこれまでもさせていただいていましたが、呉服売場への出展は長い間の夢。本当に嬉しくて光栄で、最初は信じられない思いでした。
天然石の帯留、チェコ製ガラスボタンの帯留など
関東の人間である私にとって、キモノ関連の好きなお店や素敵な小物屋さんの多くは、西からもたらされるもの。
猫たちがくるまでは、キモノや小物類は京都や大阪を旅した時に探したり、関西のお店が東京にやってきたときに購入したりと、キモノの文化に違いはあれど、やはり東よりも西の方が強く根付いているような印象があります。
そんな関西で、私の作っているものが果たして受け入れてもらえるのだろうか…と、はじめは正直、不安もありました。
それでも、始まってみればきものこんしゃすのスタッフさんはまめに状況をお知らせくださり、何度か追加納品のご依頼もいただくなど、おかげさまで日を追うごとにお客さまにも認知していただき、受け入れていただけたようでした。
なかでも、最初にご連絡をいただいた時にご指名をいただいた、タッセル羽織紐がご好評をいただいたことは、コロナ禍で沈んでいた私の気持ちをどれだけ明るく照らしてくれたかわかりません。
またお取扱いをきっかけに、自分自身がこれまで作ってきた品々についてのこだわりや製作秘話などを6回にわたり、あらためて文章にまとめることができたのも、私には意義深いことでした。
tsubame-bobbin.hatenablog.jp*↑記事内に第1〜5弾へのリンクがあります
さらに、お取扱いをいただくなかで、ご要望により形になった品もありました。
淡水パールや天然石のマグネット羽織紐。
以前から試作はしていたものの、なかなか形にならずにいたものが、おかげさまで日の目をみるに至りました。出展でもご好評をいただいていますので、今後はオンラインショップでも展開していこうと思います。
当初は、昨年末のクリスマスくらいまで、というお話でしたが、3月まで期間が延長されたことで、より多くのお客さまにご覧いただくことができたのも、とても嬉しいことでした。
3月末日で終了、とお伝えした後に、駆け込みでご来店くださった方もおられたと伺い、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
つばめボビンの小物が、どうかあなたの素敵な装いの友となりますように。
しばらくはまた、オンラインショップが中心の活動に戻ります。
つばめボビンのオンラインショップは、いずれもすべて送料無料でお届けしております。
阪急うめだ本店さんに並ばなかった品もいろいろとありますので、こちらもあわせてお楽しみいただけましたら幸いです♫